梅雨があけ徐々に暑くなってきましたね。
ところであなたは初夏と梅雨はどちらが先かご存じですか?
え!
初夏は夏の始まりだから
梅雨が終わった後でしょ!
ブッブー!
答えはー!
正しくは初夏の後に梅雨が来ます。
夏の初めだから7月くらいかな?と思っている方が非常に多いのです。
日本には四季があり季節の変化をはっきりと感じることができます。
そのため季節にちなんだ季節の言葉が日常やビジネスシーンでも頻繁に使用されるのです。
私も社会人になりビジネスマナーで失敗した経験がありました。
ビジネスマナーができていないだけで相手の信頼を失ってしまうこともあります。
しっかりと実力で評価されるようになるためにもビジネスマナーはとても重要です。
社会人1年目の方は苦労されている方も多い、季節の言葉の正しい使い方を学んでいきましょう。
初夏が終わって梅雨が来る!?間違って覚えていませんか?
初夏は5月の初旬から6月の初旬まで
初夏は旧暦の夏の始まりの1ヶ月。
現在では5月の初旬から6月の初旬のことを言います。
旧暦では1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬としていました。
また夏の4月を初夏、5月を仲夏、6月を晩夏と呼ばれています。
旧暦は現在のカレンダーより1ヶ月早いため、旧暦では4月が初夏ですが、現在は5月が初夏に当たるということです。
え~!
知らなかった!
結構間違えている人が
多いんじゃないかな?
私も梅雨が終わった後に初夏が来ると覚えていましたが、大きな勘違いでした。
暦の上で考えるとわかりやすいですね!
社会人として正しいビジネスマナーを身に着ける
季節の言葉は挨拶でも使われるから
社会人として知っておかないとね!
えー!
全然わかんない!
教えて!
社会に出ると会社の上司や先輩、取引先の方など様々な立場や年齢の方と接する機会が増えます。
仕事で手紙や文章を作成するとき、ビジネスマナーを知らないと信頼を失いかねません。
目上の人や取引先に対するビジネスレターを書くときは頭語や結語が必ず必要です。
また季節に応じた時候の挨拶も必要となります。
社会人になりたての時は大変かもしれませんが、日ごろから手紙を書くときに気を付けるだけで相手から受ける印象が全く違いますよ。
ビジネスマナーに合った文章を使い、信頼されるビジネスマンになりましょう!
梅雨は初夏の時期に降る長雨のことだった!奥深い日本の四季のコト
初夏の後に梅雨が来るんだよね?
そもそも梅雨って何?
じゃあ、
梅雨について詳しく調べていこう。
梅雨ってそもそも何?
梅雨とは5月~7月の間の特に雨が多い時期のことを言い、正確に梅雨入りした日付は気象庁が発表することになっています。
梅雨のメカニズム
梅雨って
どうやってできるの?
いい質問だね!
梅雨のメカニズムを見ていこう
梅雨の時期には日本に梅雨前線が停滞します。
これは聞いたことがある方が多いですのではないでしょうか?
その同時期に梅雨前線の北側にはオホーツク海高気圧、南には太平洋高気圧が存在し、ここからくる北からの暖かく湿った空気と南からの冷たい湿った空気が流れ込み、梅雨前線の近くでぶつかるのです。
そして、ぶつかったところで上昇気流が発生し、雲や雨を作り曇りや雨の日が続くという仕組みになっています。
なるほど!
なんか理科で聞いたことあるかも!
梅雨の時期は
北と南の気圧差が少ないから
梅雨前線が動かないから雨が続くんだ!
日本の四季はすごい!?
ずっと梅雨だったら嫌だけど、
日本には四季があるから我慢できる!
四季がある国は他にもたくさんあるけど、
ここまで等間隔に四季が来る国は珍しんだよ!
四季がある国は他にもたくさんありますが、日本のように等間隔に四季が訪れる国は珍しいようです。
季節が変わるたびに心機一転、力が湧いてくるような気がしませんか?
世界には1年中同じ季節の所も存在します。
日本では季節が変わり、風情や趣を感じ、それぞれに美しさや魅力を感じることができます。
1年に4回も四季を感じられるということは幸せなことなのかもしれませんね。
こうした四季になじみが深いことから、日本には季節の言葉が存在します。
次は季節の言葉について説明していきましょう
日本って
すごいんだね!
間違えたら社会人として恥ずかしい?季節の挨拶の正しい使い方
日本には季節に関する挨拶があり、これを時候の挨拶と呼びます。
四季がはっきりしている日本ならではの伝統的な習慣であり、手紙やハガキ、ビジネスレターの冒頭で頭語の後に続く、書き出しのことです。
これをうまく使いこなすことでビジネスでも通用する文章が書くことができます。
今から特にビジネスで使うことができる正しい挨拶の仕方を学んでいきましょう。
なにそれ!
たいよう君はまだ知らないかな?
社会人になったら必ず使う挨拶があるから
今から学んでいこう!
拝啓から始まり敬具で終わる
ビジネスレターや公的な手紙を作成する場合は拝啓から初めて次に時候の挨拶を入れ、主文を書いた後、敬具で締めるのが一般的です。
また手紙の頭語に前略を使われた場合、時候の挨拶は使うことができません。
前略は「前文を略す」という意味のため、時候の挨拶を使うビジネスレターでは前略を使うのはやめておきましょう。
季節に適した書き出しをしよう!
時候の挨拶では二十四節気に合った挨拶を使用します。
二十四節気とは、冬至を中心として1年間を24等分したものであり、季節を表す目安のことです。
よく聞くのは、春分や夏至、秋分、冬至などですね。
例文はたくさんあるから
実際に使うときに調べるといいよ!
わかりました!
まとめ
日本の四季に関することがビジネスシーンでも使われていることがわかりましたね。
それではおさらいをしましょう!!
梅雨は6月~7月にかけてくる長めの雨季のことを言います。
・梅雨のメカニズムは梅雨前線が停滞し、
北と南から湿った風が前線にぶつかって起こる上昇気流が原因である。
・日本にははっきりとした四季があり、
その季節にちなんだ時候の挨拶を使用するのが伝統である。
・時候の挨拶はビジネスシーンでも頻繁に使用されるため
必ず身に着けよう!
たいよう君も大人になったら
絶対に使うから覚えておいてね!
四季があるって
幸せなことなんだね!
勉強になりました!
正しい日本語を使用して、かっこいいビジネスマンとして活躍していきましょう!