雑煮に餅を加えるタイミングは、餅を【焼く】か【煮る】かによって異なります。
地域や家庭によっても異なるため、一つの正解はありません。
特に煮る場合は、餅が煮崩れないよう注意が必要です。
この記事では、雑煮に餅を入れるタイミングと、煮崩れしないコツについて解説します。
雑煮に餅を入れるタイミングとは?
雑煮の作り方は地域によって様々です。
例えば、東日本では焼いた角餅を、西日本ではゆでた丸餅を使うことが多いです。
焼いた餅を使う場合も、ゆでた餅を使う場合も、タイミングは家庭によって異なります。
・焼いた餅をお椀に入れ、その上から汁をかける。
・焼いた餅を鍋に加え、少し煮込む。
・雑煮を作る際、具材と共に餅を加え、水から煮始める。
・完成した雑煮の鍋に餅を加え、煮込む。
・別の鍋で餅をゆでたり、電子レンジで柔らかくしてから雑煮に加え、少し煮込む。
餅を入れるタイミングは家庭によって異なりますが、いつもと違う方法を試すと新しい味わいの雑煮が楽しめます。
煮崩れしない雑煮のコツと餅の茹で方とは?
餅を煮崩れさせないためには、水からゆでるのがコツです。
ゆでた餅は、汁の鍋に入れて少し煮込むことで、トロトロの食感になります。
鍋で餅をゆでる場合
2. 沸騰したら弱火にし、餅が鍋底にくっつかないように時々かき混ぜながら約2分煮る。
3. 火を止めて、餅が柔らかくなるまでそのまま放置する。
お餅がドロドロにならないように、火加減に注意してください。
電子レンジでの餅の柔らかくする方法とは?
2.餅が水に浸かるくらいまで水を加え、ラップをして電子レンジで加熱します。
家庭によって電子レンジの出力は異なりますが、一般的には600Wで2分程度が目安です。
加熱しながら様子を見てください。
餅を直接熱いスープに入れると、中まで火が通りにくく、外側が溶けやすいです。
私は餅を先に電子レンジで柔らかくしてからスープに入れる方法を好んでいます。
これが一番手早くできます。
お雑煮に入れる餅の焼き方とは?
お雑煮用の餅は、トースターで簡単に焼きましょう。
2.表面に焼き色がついたらトースターを切り、1~2分そのままにしておきます。
この方法だと、余熱で餅が中まで火が通り、柔らかくなります。
トースターは使う前に予熱するのがポイントです。
トースターがない場合は?
トースターがない場合は、フライパンで焼くのがおすすめです。
2.蓋をして、時々裏返しながら中火で焼きます。
蓋をすることで、短時間で餅に均等に火が通り、焼きムラも防げます。
餅がフライパンにくっつく場合は、クッキングシートを敷くと良いでしょう。
焼いた餅の良い点は、煮崩れしないことだけでなく、スープが澄んで見た目も美しくなることです。
スープの味と餅の香ばしさをそれぞれ楽しめます。
雑煮に餅を入れるベストタイミングのまとめ
お雑煮に入れる餅をゆでるか焼くかで、全く異なる料理になります。
いつものお雑煮に変化を加えたい時は、餅の下処理を変えてみるのも面白いですね。
皆さんもお正月太りには注意してくださいね。