ザラメは体に悪い?使い方や砂糖との違いも調査!!

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お砂糖について調べるとたくさんの種類が出てきますが、ザラメを含む砂糖が体に悪いという意見は全くあてになりません。

そもそも「ザラメ」は本来「粒の大きな砂糖の呼び方」なのです。

この記事内では茶色・黄色味を帯びている「中双糖」のことをザラメと表しています。

また、この記事では

・ザラメが体に悪いと言われるのはなぜなのか?
・ザラメの原材料と栄養素や栄養成分とは?
・ザラメの使い方と各種砂糖(上白糖や三温糖など)との違い

など、ザラメに焦点をあてて、他の砂糖との違いも解説していきます!

ザラメと他のお砂糖との違いなどが気になっている方に役立つ内容となっていますので、
ぜひ参考にしてみてください。

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ザラメが体に悪いと言われるのはなぜ?

 
まず結論からお伝えすると、「ザラメが体に悪い」という意見は全くあてになりません。

そもそもの話ですが、総合的に判断すると「健康に良い砂糖」が存在しないからです。

あるとしても「健康に悪くはない砂糖」「いい栄養素が入っている砂糖」くらいのもので微々たる違いでしかないため、砂糖を選ぶ際にそういった基準で選ぶ必要はないためです。

砂糖を含む全ての甘味料は嗜好品ですので、わざわざ摂取した方が良いものではないんですよね。

では料理に用いない方がよいのか?と言われるとそれもまた違います。

人間の味覚は「甘味・塩味・旨味・苦味・酸味」のバランスが取れているものを「おいしい」と感じるので、砂糖も上手に使いましょう!


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ザラメは太るの?カロリーは?

ザラメは取り過ぎると、太ることに繋がります。

ザラメ100gのカロリーは387kcal、糖質も100g(つまり100%糖質)と調味料の中ではものすごく高いです。

普段の料理に使う砂糖はせいぜい5g〜15g程度ですが、それでもやっぱりカロリー・糖質は高くなってしまいますよね。

なので、あまり大量に使うのはよくありません。

ですが、お菓子作りをしたことがある人やレシピを見たことがある人はわかるかもしれませんが、お菓子は砂糖を50g以上使うことが多いですね!

ダイエット中のデザートを控えましょうと言われるのは、この高カロリーさが理由の1つでもあります。

ザラメの原材料は?

ザラメを含む、砂糖の原材料は「サトウキビ」もしくは「甜菜(てんさい)」と言われる植物です。

サトウキビは暖かい気候を好みますので、外国ではブラジル、南アメリカ、オーストラリア、タイやインド、日本国内では沖縄県や種子島などの鹿児島県南洋諸島で栽培されています。

サトウキビは台風などの強風で薙ぎ倒されても立ち上がり、水が不足して葉っぱが枯れても雨が降れば新しい芽を出すという、自然災害に非常に強い作物になっています。

温暖な気候ゆえに干ばつが起こりやすい鹿児島県南洋諸島と沖縄県にとっては、経済や社会を支えてくれる重要な作物と言えます。

また、甜菜(てんさい)はサトウキビと真逆の涼しい気候を好みます。

そのため外国ではカナダ、北アメリカ、フランス、ドイツ、ロシアやイギリス、日本国内では北海道で栽培されています。

甜菜は「砂糖大根」とも呼ばれる作物で、カブに似たほうれんそうの仲間です。

写真を調べてみるとよくわかるのですが、根っこの部分が直径10〜15cmほど、重さも1kgくらいまで成長します。

1kgの根っこから170g程度の砂糖を取ることができるので、国産原料で生産されている砂糖のうち約8割はこの甜菜が原料となっているそうです!

ザラメの栄養素や栄養成分は?

ザラメの栄養素や栄養成分についてですが、ほぼエネルギー(カロリー)と炭水化物(糖質)です。

100gあたりのカロリーは387kcal、炭水化物(糖質)も100gとなっています。

食品成分表には

・ナトリウム 2mg
・カリウム 1mg
・銅 0.02mg

と表記がありますが、100g用いてこの値です。

砂糖からこういった栄養素が取れているかと言われると取れていないに等しいですね。

ザラメは何に使うの?使い分けは?

ザラメは料理やお菓子作りに用いられることが多いです。

その中で「色をつけずに白く仕上げたい料理やお菓子」には使わない、といった使い分けをされることがあります。

「味」「匂い」は他の上白糖やグラニュー糖などとの違いは全くありませんが、ザラメには黄色または茶色などの色がついているためです。

逆に後から色を付け足すようなリキュールやカラフルな綿菓子にはザラメが使われることが多いですね!

ザラメをお得に購入するなら

なお、ザラメを購入予定の場合ですが、お店でお買い物をするよりも通販でまとめて買い物をする方が、お得にお買い物をすることが出来ますよ!

通常のお買い物では、買い物を終えたあとに買った品物を運ぶ必要があるかと思います。

しかし、通販でまとめ買いすると送料無料になる場合が多いです。

自宅の玄関先まで荷物を運んでくれるので、そうすると重たい荷物を運ばなくて済みますよ!

また、タイムセールの時期は1つあたりの単価も更に安くなり、同時にポイントももらう事が出来るので、お店よりもとってもお得にお買いをすることが出来るのが通販の魅力ですね。

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ザラメと上白糖の違いとは?

 
上白糖とはみなさんが「砂糖」と聞いて想像される白いお砂糖のことです!

上白糖とザラメは同じ砂糖の仲間なのですが「製造方法」「粒の大きさ」が大きな違いとしてあげられます。

では「製造方法」「粒の大きさ」について解説します!

まず製造方法についてですが、砂糖の原料であるサトウキビや甜菜がさまざまな加工を経て遠心分離機にかけられて、「糖液」と「結晶」に分かれます。

・ザラメは糖液を煮詰めてカラメル状態にし、それを乾燥・冷却して作る
・上白糖は結晶を乾燥・冷却させて結晶ビスコ(転化糖液とも言います)をかけて仕上げる

といった違いがあります。

粒の大きさについては、ザラメの方が大きくて粒っぽい状態。

上白糖は細かく、しっとりとした粉のような状態となっています!

ザラメと上白糖の甘さの違いは?

原料は同じ「サトウキビ」「甜菜」のため、甘さに違いはありません。

ただ、ザラメの方が粒が大きい分、舌の甘味を感じる部分に直接ぶつかりやすいと考えられますので、ザラメの方が甘く感じるという方もいらっしゃるはずです。

ですが、あくまでも気のせいの範囲でカロリーや糖質など、数値などから考えると、甘さに違いはないと言えます。

ザラメは上白糖の代用品になるの?

ザラメは上白糖とカロリーや糖質、甘さなども全く変わりませんので、代用品にすることができます。

溶けやすさという観点から見ると、粉のようにサラサラとしている上白糖の方が溶けやすいとも言えますがそれも微々たる違いだと感じます。

砂糖を用いる時はそのほとんどが熱をかけるところ、もしくは温かいところに加えるといった場合ですので、溶けやすさもそれほど気にならないはずです。

ザラメと上白糖の使う時の分量の違いは?

味は変わらないと言いましたが、量についても変わりません!

粒の大きさが違うため、精密なはかりで計量すれば少しの違いはあるかもしれませんが、それもやはり微々たるものといっていいでしょう。

お菓子作りなどで大量に使う場合には数値の差が出る可能性もありますが、それほど気にする量でもありません。

小さじ1杯3g、大さじ1杯が9gと考えてよいです!

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ザラメと三温糖の違いとは?

 
ザラメと三温糖の違いは「粒の大きさ」。

これだけです。

製造方法は、ザラメも三温糖も糖液を煮詰めて作られており、粒・結晶の大きさだけで区別されています。

加熱されているため色がカラメル色になり、香ばしい匂いを感じる方もいらっしゃいますね!

ザラメと三温糖の甘さの違いは?

製造方法も原料も全く一緒なので、甘さの違いなどはありません。

ただし、上白糖と同じですが、ザラメの方が粒が大きいため、舌の甘味を感じる部分に直接ぶつかりやすいと考えられます。

そのためザラメの方が甘く感じるという方もいらっしゃると思います。

ですが、あくまでも気のせいの範囲でしょう。

原料やカロリーなどから考えると、理論的には甘さに違いはないと言えるのです。

ザラメは三温糖の代用品になるの?

ザラメは粒の大きさが違うだけですので、三温糖の代用品にすることができます。

ただし、こちらも溶けやすさという観点から見れば、比較的サラサラとしている三温糖の方が溶けやすいと言えます。

ですが、それも微々たる違いです。

上白糖と全く同じ結論ですが、砂糖を使う場合は熱をかけるところ、もしくは温かいところに加えるということがほとんどですので、溶けやすさもそれほど気にならないはずです。

ザラメと三温糖の使う時の分量の違いは?

ザラメと三温糖の使う時の分量の違いは上白糖の場合と同じですが、量の違いは微々たるものです。

こちらもザラメと三温糖の粒の大きさが違うため、精密なはかりで計量すれば少しの違いはあるかもしれません。

ですが、誤差の範囲と言える程度です。

お菓子屋さんのお菓子作りなどで大量に使う場合には差が出てくる可能性もありますが、家庭で使う分には気にする必要はないでしょう。

上白糖と同じく、三温糖のグラムは小さじ1杯3g、大さじ1杯が9gと考えましょう。

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ザラメと黒糖の違いは?

 
ザラメと黒糖は「煮詰めるもの」「粒の大きさ」が違います。

黒糖(黒砂糖)は、サトウキビの搾り汁をそのまま煮詰めたものです。

粒の大きさは、塊状になっているものやしっとりした粉末状のものがあります。

ザラメは糖液を煮詰めて作られています。

煮詰めるという方法は一緒なのですが、煮詰められている材料が違いますね!

黒糖はかりんとうや駄菓子、黒蜜作りに使われることが多く、料理に使う場合は独特のコクがある風味に仕上がると言われています。

ザラメと黒糖の甘さの違いは?

ザラメと黒糖の甘さの違いですが、甘さには違いはないと言えます。

ただ、ザラメはまろやかでコクがあり、黒糖は濃厚で独特なコクがあると言われています。

煮詰められているものは違うのですが、元を辿っていくと同じ「サトウキビ」が用いられているので、甘さに違いはありません。

ただし、風味の香ばしさなどによって甘さが違うように感じることもあるかもしれません。

また、ザラメは粒が大きくサラサラとしており、黒糖は塊状、もしくはしっとりした粉末のものです。

そのため黒糖の塊などが、舌の甘さを感じる場所に当たることでザラメよりも強く甘みを感じることもありますが、とはいえあくまでも気のせいの範囲と言えるでしょう。

ザラメは黒糖の代用品になるの?

ザラメは黒糖の十分代用品になると言えます。

カロリーや糖質などは変わらず、原材料が同じと言うことは甘さに違いもありませんので代用品にすることが出来るのです。

とはいえ、黒糖特有の香ばしさと比べると、香りに違いが出ることもあると思いますので
黒糖と全く同じに仕上がるとは言えないかもしれません。

ですが、甘さに大きな違いはありませんので、ザラメを用いたことにより甘さがかけるといったことはないでしょう。

ザラメと黒糖の使う時の分量の違いは?

こちらも上白糖の場合と同じく、量の違いも微々たる差と言えます。

粒の大きさや、黒糖には塊状のものが入っていたりするため、精密なはかりで計量すれば少しの違いはあるかもしれません。

とはいえ誤差の範囲と言える程度だと思います。

家庭で使う分には気にする必要はないでしょう。

黒糖も小さじ1杯3g、大さじ1杯が9gです。

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ザラメとグラニュー糖の違いとは?

 
ザラメとグラニュー糖の違いは「製造方法」「粒の大きさ」です。

グラニュー糖はサトウキビやてんさいの搾り汁を結晶化させて作ります。

また、純度が高くサラサラとしている砂糖です。

世界で最も多く使われていると言われており、大変溶けやすい砂糖です。

お菓子作りやコーヒー・紅茶の甘味付けに用いられることもあります!

グラニュー糖は製菓などにも用いられることが多く、焼き色を付けたくない場合や軽く仕上げたい場合に向いています。

スポンジケーキやタルトなどを作る際はグラニュー糖が良いといわれています!

ザラメとグラニュー糖の甘さの違いは?

ザラメとグラニュー糖の甘さの違いは他の砂糖と変わらず、甘さには大きな違いがありません。

ザラメはまろやかでコクがありますが、グラニュー糖は逆にクセがないという特徴があります。

しかし、カロリーや糖質の量は変わりません!

グラニュー糖の方がさらっとしていて舌の上でも溶けやすいため、甘さの感じ方に差があることも考えられます。

ですが、こちらも他の砂糖と同じく、気のせいの範囲と言えるでしょう。

ザラメはグラニュー糖の代用品になるの?

ザラメはグラニュー糖の代用品にすることが出来ます!

比較的サラサラとしているグラニュー糖の方が溶けやすいと言えますが、それも微々たる違いでしょう。

上白糖などと全く同じ結論ですが、砂糖を使う場合は熱をかけるところ、もしくは温かいところに加えるということがほとんどです。

そのため溶けやすさの違いもそれほど気にならないはずです。

ザラメとグラニュー糖の使う時の分量の違いは?

今まで比べてきたお砂糖と同じですが、量の違いは微々たるものです。

粒の大きさやサラサラさによって粉の密度が違うため、精密なはかりで計量すれば少しの違いはあるかもしれません。

ですが誤差の範囲と言える程度だ言えるので家庭で使う分には気にすることはないでしょう。

グラニュー糖も小さじ1杯3g、大さじ1杯が9gです。

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まとめ

 
ザラメを含む「砂糖」には「体に良い・悪い」という基準があるとは言えないため、ザラメは体に悪くはないと言えます。

また、ザラメは「サトウキビ」「甜菜(てんさい)」を原料に作られる砂糖の中の一種です。

ザラメといろいろな砂糖を比べたところ、製造法などに違いはあるが「甘さ」「料理に使う際の使いやすさ」「分量の違い」などは特にないです。

お菓子作りに用いられることが多いと言われる種類もありますが、どの砂糖も料理やお菓子に対する向き不向きなどはないと言えます。

自分の好みのお砂糖を使って、甘みともうまく付き合っていけるようにしたいですね!