寒さが一層身にしみる季節になってきましたね。
朝、車に乗ろうと駐車場に向かい車のフロントガラスにふと目を向けるとフロントガラスがガチガチに凍って凍結していたということはありませんか?
しかも、それが出勤前で時間が無い場合、遅刻するわけにもいかないですよね?
また、フロントガラスが凍った時にそもそも凍結したときの解決方法を知らないという方は意外に多いようです。
あなたはフロントガラスが凍ってしまった時どうしていますか?
まさか、フロントガラスにお湯をかけて溶かしているなんてことしていませんよね?
その行為はフロントガラスにとってダメージを与える大変危険な行為です!
そこで今回はフロントガラスが凍結した時についついやってしまいがちな【おすすめしない3つの行動】や【フロントガラスの表面が凍ってしまう理由】そして【フロントガラスが凍結した際の解氷スプレーでも効かない場合】についてお伝えします。
知らないうちに過ちを犯しているかもしてないのでフロントガラスが凍結したことがある方は要チェックです!
フロントガラスが凍っている!?おすすめしない3つの行動
【おすすめしない行動その1】熱いお湯など掛けてフロントガラスの氷を溶かす
私は東北の雪国で生まれ育ち、冬の早朝は車のフロントガラスが凍っていることがよくあります。
そんな時、勢い良くフロンドガラスにお湯をどばっとかけたくなるお気持ちは分かりますが、これはおすすめしません。
皆さんもご存知だとは思いますが、車のフロントガラスはある程度頑丈に作られています。
フロントガラスの構造は、あわせガラス構造を採用し、事故が起こった際、まわりにガラスが飛び散らないようにしてあるんですね。
そんなフロントガラスに冷えて凍ってしまったからと言って突然、高温の熱を加えると少なからずガラスに歪みや膨張が起こりえます。
また、フロントガラスに小さい傷などがあると、お湯をかけた事によってそこからヒビが入って割れる原因にもなります。
ですので、凍結したからといってフロントガラスに熱湯をかけるのは危険ですのでおすすめしないです!
【おすすめしない行動その2】ウォッシャー液の噴射後のワイパー作動させる
フロントガラスが凍結した際にウォッシャー液で氷を溶かしワイパーを使用したくなるお気持ちは分かります。
ですが、この行動はおすすめしません!
なぜなら、寒冷地帯用のウォッシャー液でない場合はすぐに氷ついてしまい、ワイパーのゴムがダメージを受けてしまうからです。
これは私の実体験なのですが、車を初めて購入後の冬、仕事終わりにフロントガラスが凍っていることがありました。
凍っている部分の霜は厚く無かったのでウォッシャー液をかければ溶けると安易な考えでウォッシャー液噴射後、ワイパーを作動させたんですね。
その後、しばらく晴れ間が続き、気がつかなっかたのですが再び雪が降った日にワイパーを作動させた時、どうも水はけが良くありませんでした。
そこで原因を思い返して見たところ凍結時にワイパーを作動させたことが原因だとその時知ったのです。
なので、凍ってしまったからといってワイパーを使用するのはおすすめしません!
後々、ワイパーを交換しなければならなくなります。
【おすすめしない行動その3】フロントガラスが凍結したまま走ると危険!
朝の仕事の通勤前って何かとやることが多いですよね?
歯を磨いたり、顔を洗ったり、髪型をセットしたり、着替えたりなどなど・・・
いざ、準備が整って車に乗ろうとした時、車のフロントガラスが凍っている・・・
しかし、出社前で時間が無い、遅刻するわけにも行かない、氷を溶かしている暇も無い。
こんな最悪な状況の時、あなたはどうしますか?
まさかそのまま車に乗ったりなんかしませんよね?
フロントガラスが凍ったまま車に乗るのは大変危険行為なのです!
なぜなら、この私自身がフロントガラスが凍ったまま車に乗り、事故を起こしてしまった過去があるからです。
事故を起こしてしまった時の状況は、まずフロントガラスが凍結をして視界が悪かったこと。
そしてもう一つ、フロントガラスが凍るほど外が冷えていたので当然路面も凍結。
この二つが重なったことにより走行中に前の車との車間距離がとれずスリップして激突。
このことから時間が無いからといってフロントガラスが凍結したまま車に乗ることはあなたの命に関わることなのでおすすめしません!
フロントガラスが凍ってる!?解氷スプレーでも効かない場合はどうする?
凍結、解凍スプレーでも霜を除去できないときは、車にあるデフロスターを使用しましょう!
車のフロントガラスにエアコンの風をあてて、曇りや霜を取る機能のこと
フロントガラスが凍結してしまった際に私が良く使う車の機能です。
ココからは私がいつも凍結してしまった際のやり方を簡単にお伝えします。
まずは車のエンジンをかけ、デフロスターの吹き出し口をフロントガラスに切り替えます。
次にエアコンを温風に切り替えて、風量ともに最大にします。
後は車の外からプラスチック製のクレーパーを使ってガシガシするだけです!
こうする事によって霜が溶けるのが早くなりますし、ある程度溶けたら凍結、解氷スプレーを使って一気に下を落とすことが出来ます。
冬の時期、凍結をした際はいつもこんな感じです。
是非、参考にいただければと思います。
フロントガラスが凍ってる‼表面が凍る時はどんな条件があるの?
フロントガラスが凍る時の条件ですが、気温が4℃以下の時です。
この時の4℃以下というのは地面で計った温度のことではなく、地面から1.5mの高さから計った温度のことを指しています。
また、霜が降りてくる際は、前日の夜の天気は快晴です。
よく放射冷却現象と耳にすると思いますがこれによるものです。
夜になると地表の温度が一気に冷やされます。その後、日中に蒸発した空気中の水分が凍って霜になり落ちてくること現象のことです。
そして、霜の正体ですが空気中の水蒸気なんですね。
もともと冬は湿度が低いので、霜が降りてくる頻度はそれほど多くはないのです。
まとめ
フロントガラスが凍結した際のおすすめしない行動をお伝えしてきましたがあなたはいくつ当てはまりましたか?
フロントガラスが凍った時のオススメしない行動は3つです!
②ウォッシャー液の噴射後のワイパー作動させる
③フロントガラスが凍結したまま走ると危険!
これから、冬本番です!
まだまだ、気温が下がりフロントガラスが凍結することがあると思います。
しかし、この記事を読んだあなたは少なくとも私がおすすめしない3つの行動はしないと思いますので、是非意識して頂けると幸いです!