日焼け止めは違うものを二種類重ね塗りしても効果は高まりません。
日焼け止めの二種類の重ね塗りは単純にSPFの足し算ではないからなんですね。
まずは日焼け止めのSPFとPAの違いを理解しないといけないません。
理解をせず重ね塗りをすると老化の促進にもつながります。
しっかりとした正しい知識をつけることで、大事な肌を守りましょう!
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そこで今回は
・違う日焼け止めの重ね塗りの効果は一番高い数値のものが残る
・日焼け止めの重ね塗りで後悔しない為の紫外線対策4つのポイント
などついて徹底解説しています。
「日焼け止めって数値が高い方が安心!」
「日焼け止め効果のあるアイテム重ねて塗ることで効果が2倍アップ!!」
と誤解をされている方の役に立つと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。
肌は一生大事に付き合っていくものです。
日焼け止めを上手に使って、夏でも好印象の素敵な肌を維持しましょう!
日焼け止めの二種類の重ね塗りは単純にSPFの足し算ではない!?
日焼け止めの2種類の重ね塗りは足し算されるわけではありません。
それはなぜなのか?
まずはSPFとPAの違いを理解するところから、ワケをしっかり知っていきましょう!
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日焼け止めの意外と知らないSPFとPAの違い
化粧品を見るとSPF15、PA+++とかってありますよね。
この違いを理解すると効果的な日焼け止めの使い分け、重ね塗りが出来ますよ!
肌にダメージを与える紫外線にはA波とB波とC波があるのは知っていますか?
日焼け止めの中では、A波から守る力をPAでB波から守る力をSPFで表しています。
C波は一番肌にダメージを与えますが、C波は地球のオゾン層がブロックしているので届きません。
また肌に与えるダメージもA波とB波では違うのです。
A波は弱いダメージですが肌に浸透するので深いところまで傷つきます。
そしてB波は強いダメージで肌の表面を傷つけるのです。
老化しないようにシワ、たるみを防ぐにはA波対策、つまりPAの日焼け止めを使います。
肌が赤くなったりしてヒリヒリする日焼けを防ぐにはB波対策、つまりSPFの日焼け止めを使いましょう!
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日焼け止めのSPFの数値とPAの+の意味って
SPFは数値が高ければ高いほど、日焼けで炎症になるまでの時間を伸ばす効果があります。
人の肌によって個人差はありますが、大体数値×20分なのでSPF30であれば20分×30=600分(10時間)防げるということですね。
「それならSPFの数値って多いほうがいいよね?」と思ったかもしれません。
しかし、いいにはいいですが防御力が強い分、肌にも負担がかかるんですね。
ちなみに私はつい最近まで知りませんでした。
外出時間が少ないのであればSPF低めの物のほうが肌にも負担がすくないので使い分けましょう。
「じゃあ、PAも”+”がたくさんあると、お肌に負担がかかるの?」と思いませんでしたか?
PA+であればあるほどA波を防ぎます。
日差しが強いときは+が多いものを使い、曇りの日は低めのを使うなどして使い分けましょう!
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違う日焼け止めの重ね塗りの効果は一番高い数値のものが残る
SPF15とSPF30の日焼け止めを重ねたらSPF45になるのではとお考えかもしれません。
しかし、正解はSPF30なんです。
日焼け止めの場合重ねても、どちらか効果の高いものが効くだけです。
日焼け止めと、日焼け止め効果のあるファンデーションとパウダーを使ったら超防御力抜群!なんて思っていたのですが、実はそうじゃないんですね。
大事なことなので、あらためてお伝え致しますね!
日焼け止めを重ね塗りしても効果は高まりません。
効果の高いほうの日焼け止めの効果のままです。
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例えばSPF15にSPF30を重ね塗りしてもSPF30になります。
PAの場合も同じで、PA+にPA+++を重ね塗りしてもPA+++になるだけです。
「あたし、今までちゃんと日焼け止め使えてなかったのね」
「重ね塗りしたからって安心しちゃってた…」
とあなたは感じているかもしれません。
だからこそこれから注意して挽回しましょう!
日焼け止めの重ね塗りで後悔しない為の紫外線対策4つのポイント
日焼け止めは用途より少し高めを選ぼう!
先ほどの説明にあった通り、日焼け止めはベタベタに塗った状態で数値通りの効果を発揮します。
だけどベタベタに塗るのは正直嫌ですよね。
なので、少し高めのSPF25~30、PA++くらいを最低の目安にして選ぶのがおススメです!
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日焼け止めは二度塗りを徹底しましょう!
日焼け止めは塗りムラがあるとあまり意味がありません。
多くの美容専門家が2度塗りをおススメしています。
基礎化粧品で下地を整えてから、2回に分けて塗ることで塗りムラを圧倒的に減らすことが出来るそうです。
複数の日焼け止め製品を上手に重ねよう!
日焼け止めを重ねても効果は上がらないことは先ほどまでの説明で分かっていると思います。
しかし、重ね塗りすることで2重、3重の層となりベタベタに塗ったときと同じくらいの防御効果を期待できます。
例えばSPF30の日焼け止めに、SPF20のファンデーション、そしてパウダーを使ってみましょう!
そうすることで、日焼け止めを薄く塗っていてもSPF30の効果に近づくことが出来ます!
日焼け止めは2~3時間ごとに塗り直す
日焼け止めは皮脂や汗でどんどん流れ落ちていきます。
どんなに上手に塗ってもです。
なので2~3時間ごとに塗り直しましょう。
まとめ
日焼け止めは重ね塗りしても、単純に足し算で効果が合わさるわけではありません。
使用した日焼け止めの中で高い物の効果になります。
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それにベタつかないように薄く塗っていると、紫外線を防ぐ効果は半減してしまうので対策が必要です。
複数の日焼け止めを重ね、2重3重にして塗ることで、量を補いましょう。
もしくは肌への負担は増えますが、数値の高い日焼け止めを使うと良いです。
日焼け止めを上手に使い分けて、上手に日焼け対策を行ってくださいね。