クルミの生は危険で腹痛をおこす?食べ方の注意点や保存方法など徹底調査‼

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クルミは植物性の卵と言われるほど栄養価はバツグンです。

スーパーなどで売られているクルミはローストしてあることがほとんどですが、実はクルミは生でも食べることができますよ。

クルミの生を食べて貴重な栄養を丸ごと摂取しましょう。

こちらの記事では、

・クルミ生が危険でお腹を壊すと言われている理由
・クルミの生とローストした際の栄養価とメリット
・クルミの生の食べ方と注意点や保存方法

について、クルミが大好きでおやつがわりに毎日食べている私が解説しています。

生のクルミをまだ一度も食べたことがない人や、生で食べることに不安がある人は是非参考にしてみてくださいね。

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クルミの生が危険で腹痛をおこすと言われているのはなぜ?

 
クルミに限らず、ナッツ類は昔から食べすぎると危険と言われています。

私は子供の頃に生のクルミを食べて衝撃的に美味しかった記憶があるのですが、ほんの少ししか食べさせてもらえませんでした。

生のクルミには毒性があるのでしょうか。

クルミの生が危険で腹痛をおこすと言われている理由を調べてみました。

クルミの生が危険で腹痛をおこすと言われている理由とは?

生のクルミには酵素抑制物質が含まれています。

これは種子が発芽に適する条件が揃うまで芽を出さないよう酵素を抑制するもので、種子の成熟が正常に行われるために重要な成分なのです。

ですが、体内に入った時も同じように酵素の働きを鈍らせるため、消化不良となってしまうのです。

また、クルミはアレルギーを引き起こすことでも知られています。

健康志向を反映してクルミの摂取量が増えるにつれて年々発症例が増えているそうです。

クルミのアレルギーの症状は口の中のかゆみや腫れからめまい、吐き気、腹痛まで様々。

こうしたことから、クルミの生が危険で腹痛をおこすと言われているのですね。

クルミは生で食べられるの?下痢や腹痛にはならない?

クルミは生で食べれますが、酵素抑制物質に反応して消化不良になったり、食物繊維や脂肪分が多いため下痢や腹痛の原因になることもあります。

食物繊維自体はお通じの改善にいいのですが、摂りすぎると逆に便が固くなって腸内環境を悪化させてしまうのです。

また、脂肪分も多く摂るとお腹を下す原因となってしまいます。

油っぽいものを食べて下痢をした経験は誰にもあるのではないでしょうか。

クルミの生は体に悪いものではないの?

生のクルミに毒性はありませんから、適量を食べる分には何の問題もありません。

消化不良や腹痛となるのはいずれも食べすぎによるものです。

クルミの摂取量の目安は手のひらに軽く一杯(5〜7粒)です。

一日に大量のクルミを食べることはないでしょうから心配ありませんね。

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クルミの生とローストの違いとは?どっちがメリットがあって栄養価が高いの?

 
美容にも健康にも良いとされるクルミは栄養価が非常に高く、生活習慣病の予防やアンチエイジングなど様々な効果が期待できると言われています。

そんなクルミの栄養を効率的にとれるのは生のクルミとローストされたクルミのどちらでしょうか。

それぞれのメリットを調べてみました。

クルミの生の栄養価とメリットは?

クルミに含まれる栄養素でオメガ3脂肪酸があります。

オメガ3脂肪酸は青魚に多く含まれ、コレステロールや中性脂肪の低下、動脈硬化の予防や記憶力のアップが期待できます。

まさにスーパー栄養素ですが、なんとクルミはナッツ類で一番多く含まれているのです。

ただ、オメガ3脂肪酸は熱に弱いため、フライパンで高温でローストするような食べ方だと栄養価は減少してしまいます。

また、クルミはビタミン類も多く含まれますが、ビタミンも熱に弱いことは広く知られているとおりですね。

そのためクルミは生で食べることで効率的に栄養素を摂取できると言えます。

クルミをローストした場合の栄養価とメリットは?

クルミを加熱することで減少する栄養素もありますが、増える栄養素もあります。

それはポリフェノールで、抗酸化作用で有名ですね。

効果としては、動脈硬化の予防や発ガンリスクを抑える働き、美肌やしみしわを作らないといった美容効果が期待できます。

ポリフェノールもクルミはナッツ類で最も多く含まれており、実に赤ワインを上回る量と言われています。

また、加熱することで2倍近く増えることが確認されていますから、ポリフェノールの効果を期待したい方にはローストがおすすめです。

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クルミの生の食べ方と注意点や保存方法とは?

 
クルミは生で食べることで貴重な栄養素を丸ごと摂取できることがわかりましたが、生のクルミには酵素抑制物質が含まれていましたね。

生のクルミを食べる時に注意することはないのでしょうか。

また、生のクルミを保存する方法も見ていきましょう。

クルミを生で食べる時の食べ方とは?

クルミには酵素抑制物質が含まれているため、クルミを生で食べる際は、下処理が必要です。

やり方は簡単で、クルミを水につけるだけです。

クルミが浸るくらいの水につけて2時間おくと酵素抑制物質を取り除くだけでなく、クルミの渋みも抜けて食べやすくなります。

また、クルミの香ばしさは多少失われますが美味しさが変わることはありません。

たったこれだけで生のクルミを安心して美味しく食べることができますよ。

クルミを生で食べる時の注意点は?

クルミを生で食べる際は新鮮なものを選びましょう。

殻の色が薄くひび割れが少ない方が新鮮ですよ。

また、クルミを振ってカラカラと音がするものは実が乾燥してしまっている可能性がありますので、この点も注意するといいでしょう。

次にクルミは湿気と酸化が大敵です。

匂いをかいでカビ臭かったり油っぽい変な匂いがする時は食べるのをやめてくださいね。

クルミを生で調理した時の保存方法や賞味期限は?

通常ナッツ類の賞味期限は2〜3ケ月ですが、生のクルミは賞味期限が短く1週間程度です。

クルミは湿気と酸化に弱いので、保存方法もこれらを意識することが重要です。

保存方法もポイントは以下の3つです。

・日が当たらない涼しい場所で保存する
・湿度が低いところで保存する
・空気に触れさせない

おすすめの保存方法は、買ってすぐ小さめの保存袋に小分けにし、空気を抜いた状態で冷凍することです。

クルミはジップ付きのビニール袋に乾燥剤を入れて販売されていることが多いですが、だからといってそのままの状態で保存するのは良くありません。

開け閉めが多いとその分空気に触れるので酸化が進みます。

一回に使う分量を保存して使い切ることを心がけましょう。

また、冷凍してもクルミの美味しさや栄養が変わることはありませんので、安心してください。

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まとめ

 
植物性の卵とも言われるクルミの栄養価はバツグンで、生のクルミを食べることで貴重な栄養を丸ごと摂取できます。

クルミを生で食べる際に知っておくといいのは、以下の3つです。

・クルミは酵素抑制物質が含まれているが、下処理をすることで取り除くことができる。
・クルミの栄養価はとても高いが、生で食べることで効率的に摂取できる。
・クルミを生で食べる際は、食べる量と保存方法に注意することが重要。

生のクルミをまだ一度も食べたことがない人や、生で食べることに不安がある人は是非参考にしてみてくださいね。