レインコートやカッパってなかなか乾かないものですよね。
雨の日が続いたり梅雨の時期になると、毎日毎日使うから本当に乾かす暇がない・・・!
我が家も子供に着せて学校に送り出しているのですが、子供ってレインコートの扱いが雑(^-^;
学校から帰ってきたらそのへんにレインコートを脱ぎっぱなしにされていて、ぐちゃっとなったままレインコートが乾くことなく放置されていたりするんです。
そうこうしているうちに、なんだかレインコートが臭い・・・
生乾きのような、かび臭い匂いが漂ってきてしまいました。
匂いが気になって子供もレインコートを着たがらないし、洗ってきれいにしてあげたいけど、
「レインコートやカッパって洗濯機で洗ってもいいのかな?」
「洗ったあと、レインコートやカッパを乾かすのに乾燥機に入れてもいいのかな?」
なんて思ったのですがふと、どこかで「レインコートやカッパは洗濯機に入れちゃだめ」って聞いたことがあるのを思い出しました。
そこで、今回は【レインコートを洗濯機に入れてもいいものかどうか?】レインコートの洗い方についてまとめてみました。
今までレインコートのニオイに悩まれていた方は今後の参考にして見てください!!
レインコートやカッパは洗濯機が壊れるので洗わないように
「レインコートやカッパは洗濯機に入れちゃだめ」
かすかに記憶にある言葉でしたが、本当でした。
レインコートやカッパは洗濯機で洗うのはだめです。
汚れたからといって安易に洗濯機や乾燥機を使ってしまうと、故障の原因になってしまいます。
当たり前ですがレインコートの生地って水を通さないんですよね。
防水性が高いからこそ、洗濯機や乾燥機を使ってしまうといけないんです。
なんで洗濯機を使っちゃいけないのか?
詳しくは「どうして洗濯機じゃいけないの?」という章でまとめたので、そちらをご覧ください。
カッパやレインコートの洗い方は手洗いが基本
基本的にカッパやレインコートは手洗いをするのが良いです!
レインコートに施されている撥水加工を傷めないように、やさしく手洗いするのが一番なんですね。
レインコートやカッパでも洗濯できる物がある
とはいっても手洗いは時間もかかるしめんどくさい…
って方は、カッパやレインコートの洗濯表示を確認してみてださい!
洗濯機のマークがあるレインコートは洗濯機OKです♪
洗濯表示に従って、「弱」の文字が入っている場合は弱い水流や手洗いモードで洗えます。
洗濯機マークに×がついているレインコートは洗濯機では洗えないので、間違えて洗濯機に入れないように気を付けてくださいね。
レインコートやカッパの洗い方で手洗いをすすめる理由
レインコートやカッパって意外とデリケート。
洗濯機で手荒に洗うと、撥水加工が劣化してしまったり、生地がこすれて痛んだり破れの原因になってしまいます。
そのため、優しく手洗いするのが一番レインコートを長持ちさせるにはいいというわけですね。
カッパやレインコートが洗濯機ではだめなのはなぜ?
カッパやレインコートを洗濯機で洗うと、レインコートの撥水効果が劣化して水を通しやすくなってしまうんだそうです。
生地が固めのレインコートの場合、洗濯機を使うことで摩擦が生じて生地が破れたり痛んだりする原因になってしまいます。
また、レインコートが乾かないからといって乾燥機を使うのも厳禁。
乾燥機の中はかなりの高温になるので、撥水効果が劣化してしまいます。
レインコートを着てるのに撥水効果がなくなって中の服が濡れてしまうなんて気持ち悪いですもんね。
そうなったらまた買い換えないといけないし、レインコートを長持ちさせたいなら気を付けないといけないですね。
カッパやレインコートは洗わないといけないものなの?
ちょっと思ってしまったんだけど、カッパやレインコートってそもそも洗う必要あるの・・?
「雨で汚れは流されてるだろうし、わざわざ洗う必要あるのかな?」とふと思ってしまった横着者の私(笑)
ですが、子供って雨の日にレインコートを着てると思いもよらない行動したりするんですよね。
水たまりでわざとバシャバシャ水遊びしていたり、結構汗かいていたりします。
泥がついていたり、汗が染み込んでいたり、レインコートは外側も内側も汚れていることに気が付いてしまいました。
さすがにその状態のまま放っておくと、汚れからカビが生えてしまったり、匂いの原因になったりしてしまうので、なるべく清潔にしておいてあげたいですね。
カッパやレインコートのお手入れ方法とは?
それでは早速、泥と汗が染み込んだレインコートを洗ってみましょう!
手洗いする際の注意点などまとめてみましたので参考にしてくださいね。
カッパやレインコートを洗う前に~準備~
レインコートのファスナーやマジックテープなどはすべて止めておきます。
外したまま洗うと、ファスナーが生地に引っかかったり破れの原因になってしまいます。
ひもは緩めて、収納式のフードがある場合は出して広げておきます。
カッパやレインコートを手洗いする方法
用意するものは、下記の4点です。
・おしゃれ着用洗剤
・バスタオル
・ハンガー
洗面器に常温の水とおしゃれ着用洗剤を入れて、レインコートをひたします。
上から優しく押すように押し洗いしていきましょう。
泥などの汚れが気になる部分は、指などでこすって洗います。
ブラシを使ってしまうと生地を傷めてしまうので、指やスポンジなどで軽く擦るぐらいにしておきましょう。
3分ほどつけ置きしたら、きれいな水で3~4回ほどすすいでいきます。
すすぎが終わったら、バスタオルでレインコートを包んで水分を取っていきます。
ある程度水気が拭き取れたら、ハンガーにかけて陰干しします。
ついついお日様の下に干したくなりますが、レインコートは紫外線に弱いので、直射日光に当てるのは厳禁らしいです。
必ず陰干しにしてくださいね。
カッパやレインコートを洗濯機で洗う場合の注意点
洗濯表示を確認して、洗濯機OKの場合はそのまま洗濯機に入れてOKです。
ただし、必ずネットに入れるようにしましょう。
直接入れてしまうと、レインコートの防水性が排水を妨げて洗濯機が暴れる原因になってしまいます。
洗剤も、おしゃれ着用洗剤を使って「弱」モードや手洗いモードで洗うことをおすすめします。
洗剤が生地に残っていると撥水効果が劣化してしまうので、すすぎはいつもより長めに設定。
最後に一番大事なポイントですが、脱水は絶対にしないでください。
うまく水が排水できないよーって、洗濯機が暴れちゃいますからね(^-^;
洗いとすすぎのモードだけにして、脱水はしないで乾かしていきましょう。
レインコートの乾かし方は、手洗いの場合と同じです。
バスタオルでレインコートの水分を拭きとって、陰干しで乾かしてくださいね。
まとめ
「思っていたよりも、レインコートの洗い方って簡単だったな~」っていうのが私の感想。
用意するものもそんなに面倒じゃないし、これなら横着者の私でもできそうです(笑)
洗面器におしゃれ着用洗剤と水を入れて押し洗い。
擦りすぎると撥水加工が劣化してしまうから、押し洗いして少しつけ置きするだけで十分洗えるっていうのが簡単でいいですね。
雨の日が続いて洗う暇がないって時でも、せめてバスタオルで水分を拭きとって陰干しするだけならできそうです。
レインコートが臭い!乾かない!っていう時はぜひ参考にしてみてくださいね。